出産時の出血量

 

“出産時の出血量”ってご存知ですか?

 

 

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一般的に通常の分娩で、300~500mlと言われています。もちろん、帝王切開や双子などの多児出産の場合だと、もっと多いし、中には、1~2L出血されてしまった方もいらっしゃると思います。

 

 

数字で言われてもピンとこないと思いますが、1回の生理で出血するのが、だいたい100~150ml。また、よくおこなわれている献血で採血するのが、400ml・・・そう考えると、ちょっと多いな・・・っていうのが、イメージできてきたでしょうか?

 

 

 

もう少しいうと、体内を流れる血液量には個人差がありますが、男性で体重の約8%女性や子供で約7%と言われています。

 

 

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ケガなどで出血することを『失血(しっけつ)』と言いますが、一般に失血量が全血量の二分の一以上(55kg 成人女性で2リットル以上)になると失血死すると言われています。

 

ってことは・・・ 出産時で、1.5Lや2Lの出血!ってなると、かなり危険ですよね^^;

 

 

 

また、出産だけではありません。妊娠中も、胎児に血液や栄養を与えるため、母体は、妊娠前と比べても1.5倍増えるといわれています。だから、妊娠して鉄剤飲まれる方も多いですよね。貧血になっているんです。

 

 

 

何が言いたいかっていうと、妊娠にも、出産にも、血液は大量に使われる!っていうことです。

 

 

なのに、今、体が、貧血ぎみ・・・ 冷え性・・・ 栄養不足・・・ だと、どうでしょうか?

 

妊娠も、出産にも、もしかしたら、耐えられないかもしれません。赤ちゃんの栄養は、ママさんの血液から届けられます。赤ちゃんにも、影響出てしまいます。

 

 

 

血を増やそう!冷えを取ろう!しっかり栄養満点の食事をとろう!っということは、赤ちゃんを授かるために!だけじゃなく、無事、赤ちゃんを育てるためにも、無事出産するためにも、必要なことなんです。

 

妊娠することが、目的じゃないですもんね。元気な赤ちゃんの笑顔を見ることが最終目的なはずです。

 

 

キレイな血を増やし、カラダのめぐりを良くしましょ!

 

 

 

 

 

 

 

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