基礎体温を見ると、生理がきても体温が下がりきらない方がいらっしゃいますよね。
こんな感じ
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ここからわかること。
1つは、子宮内膜症や子宮筋腫など、子宮に炎症を起こしている人は、体温が下がりにくことが多いです。なので、漢方薬だと、生理中に瘀血薬を飲むといいですよね。
2つ目は、黄体ホルモンなどのホルモン剤の影響。人工授精・体外受精などでホルモン剤を使うと、その影響で体温が下がりきらないことが多いです。
3つ目は、ストレスです。「また生理がきた・・・」 いろいろ考えちゃいますよね。でも、そのストレスが体温に影響します。
ここで知っておいてほしいが、『体温が下がるのが遅いとどうなるか?』
生理が始まると、女性の体は、すでに次の卵子を作る準備をし始めます。ここで体温が高いままだと、いい卵子が作りにくくなってしまうんです。
だって、低温期は、12~14日ほどです。低温期=いい卵子を作る準備期間!
もし、生理中体温が高いままだったら、低温期の、いい卵子を作る準備期間の1/3は、無駄になってしまうんです。
もったいないですよね。。。
特に、ストレスは、いろいろ考えてしまう気持ちはもちろんわかるのですが、考えれば考えるほど、次の卵子にマイナスの負担を与えてしまうんです。
難しいかもしれませんが、気持ちを切り替え、次に目を向けることが、いい卵子にするためにも、とても大事なこと。
また、生理中、体温が下がりきらなくなったら、治療は少し休む、子宮内膜症・筋腫、卵巣のトラブルがある方は、炎症を改善する漢方薬を服用する!
基礎体温を見るだけでもちょっとした改善策は、たくさんできます!
ご自身の基礎体温をチェックしてみてください。