たまに見られるのですが、高温期だけが高い!低温期との温度差が大きい!という方がいらっしゃいます。こんな感じですね。
体温が低いと良くない・・・というイメージが強いのですが、高すぎるのもあまり良くないのです。
黄体萎縮不全、月経前緊張症候群、ホルモンバランスが悪いときに見られやすいです。
また、ホルモン治療をやられた方も、なりやすいです。治療中、このような基礎多淫になったら、一度治療をお休みしてください。高温期が高すぎると、受精卵が着床しにくい状態になるんです。
それと、冷え性だから、温めないと・・・ 温めることは大事なのですが、温めすぎると良くないのがこの状態です。漢方だと、必ず“補陰剤”を使いながら温めないと、余計逆効果になりがちです。
その人の体質、治療過程によって、温めるべきか、逆に熱を取るべきか、使う漢方薬も違うんです。
妊活には、当帰芍薬散がいい!温経湯がいい!桂枝茯苓丸がいい!
いろいろ情報があるかと思いますが、本当にその方の体質や今の状況によって使うものによっては、プラスにも、マイナスにもなってしまいます。
自己流ではなく、しっかりと判断できる専門家に聞いてみてください。