プロラクチン値について。
病院で血液検査すると、PRLという項目があります。
一般的にプロラクチンの血中濃度が15ng/ml以上だと、「高プロラクチン血症」と診断されます
そもそも、プロラクチンって何かっていうと・・・ 「乳汁分泌ホルモン」おっぱいを出すホルモンです。ですので、プロラクチンが高いとおっぱいが出る・・・胸がはる・・・なんて症状がでやすいです。
症状が不快・・・ ぐらいならいいのですが、このプロラクチンが高いと、妊活するうえで何が厄介かっていうと、排卵が起きにくくなります。
子宮・卵巣のホルモンバランスを崩してしまうんですよね。基礎体温だと、バラつきが多くなりまります。
では、なぜプロラクチン値が高くなるのか?代表的な原因は3つ。
1つは、薬の長期服用による影響。
ピル・胃潰瘍の薬・抗うつ剤・降圧剤などの薬を長期間服用しているために、ホルモンバランスが乱れて高プロラクチン血症とる場合があります。
2つ目は、下垂体の腫瘍による高プロラクチン血症
脳の下垂体に腫瘍ができることによってホルモンバランスが乱れ、高プロラクチン血症になる場合があります。
ただこの場合、症状としては、頭痛・吐き気・めまい・視野狭窄・視力以上を伴うことがありますし、検査数値もかなり高めにでます。そのようなときは、一度脳の方の検査をおススメします。
そして、3つ目が、一番多い原因です。“ストレス”
忙しい、イライラする・・・ っていうのもストレスだし、妊活、不安、焦り、誰にも言えない・・、1人で抱え悩むのもストレスです。
ストレスが多ければ多いほど、排卵しにくくなりますし、良い卵子も育ちにくくなります。PRLが高いってことは、ストレスの影響が強いってことです。
ストレス発散も、妊活には必要不可欠な方法なんですよ。