生理の状態、生理前後の症状から、自分自身の体質が予測することができます。たとえば、“冷えは禁物!温活をはじめましょう!”という言葉があります。もちろん、冷えは禁物、カラダを温めることはとても大事ですが、温めないほうがいい人・体質もあります。
その体質を知るために、実は、生理からある程度予測することができます。まずは、自分の体質に近いタイプを見つけてみてください。最初の方向性が間違っていたら、養生法も間違ってしまいますからね。
で、その体質チェックに移る前に、ちょっと知っておいてほしいことがあります。
漢方の世界でよく使われる「気・血・水」という考えです。
「気・血・水」と言う言葉を聞いたことあるでしょうか?コレは、漢方の考え方で、人間の体は・・・
気=エネルギー
血=血液
水=津液、水分のこと
この3つがバランスよく整っている状態が健康であり、理想状態となります。しかし、例えば、どれか一つでも過剰状態、不足状態になってしまうと、病を生じます。
そして、それぞれが、不足している・過剰している・・・ これで、6つのタイプの体質にわけいきます。
気の巡りが滞っているタイプ=気滞タイプ
気が不足しているタイプ=気虚タイプ
血の巡りが滞っているタイプ=瘀血タイプ
血が不足しているタイプ=血虚タイプ
水の巡りが滞っているタイプ=痰湿タイプ
水が不足しているタイプ=陰虚タイプ
これから、一つずつ、タイプの特徴や養生法を説明していきますので、少しお待ちくださいね。