“hCG”って聞いたことがあるかと思います。妊娠判定のときに調べるホルモン値ですね。
そのhCGがごくたまに、妊娠していなくても、血液検査で引っかかる時があります。
*生理3日目での測定時。基本は、0.0~0.2以下。
hcgが残っているといい卵が取りにくい・・・
古い卵胞が残りやすい・・・
着床を阻害するなどが考えられる・・・
ということで、hCGが体内に残っていると採卵・移植を見送りする病院がありますので、極力下がってくれるとうれしいのですが・・・なぜ、下がりきらないのでしょうか?
いくつか原因が考えられます。
1つは、“流産”
流産後、hCGが高いままになってしまうことがあります。が、時間をおいていけば、下がっていくのが通常です。しばらく様子をみてみるといいと思います。
2つ目は、hCG注射を使ったため。
hCG注射は、排卵させやすくするためにうつ注射ですね。その影響でhCGが残る場合があります。
3つ目は、プラセンタ製剤・注射。
ごくたまに、プラセンタ製剤や注射で影響がでることがあるそうです。もし気になるときは一度お休みされてもいいと思います。
4つ目は、胞状奇胎
これも特殊な例ですが、胞状奇胎、もしくは流産後、細胞がとりきれず、hCGが出る時があります。
いずれにしても、あまりにも高値が続く場合は、検査をされたほうがいいです。というか、その場合はしていると思いますが・・・(^-^;
が、0.0ではないが、微量・・・ ぐらいなら、それほど心配ですし、稀ではありますが、体質的に恒常的にhcgが出る方はいらっしゃるようです。もしご心配なら、一度ご来店ください。状態を見させていただければ、改善点は見つかると思います。